B4143 173万円 二王
さび、刃こぼれなし。鎬造、庵棟。板目詰む。乱れこころの直刃。小切先。大磨上茎。金着せ二重ハバキ。欠点のない金と黒の石目ツヤ鞘。丸形銅ツバ。「二王清久」。元応(1319〜1321年)蒙古襲来の後。山口県周防に栄えた刀匠。近藤勇の斬首の刀。日本美術刀剣保存協会、特別保存鑑定書(審査料3万5千円)。5名連名の日本刀剣保存会鑑定書。
日本刀の本当の価値は、姿、刃紋、地鉄の美しさで、決まります。錆や刃こぼれは、二次的な問題です。
日本刀の評価では姿・刃文・地鉄の藝術性が最重視され、錆や刃こぼれは手入れで改善可能なため二次的問題と見なされることが多いとされる。そのため価値判断への影響は限定的であると考えられているのが一般的です。