C4074 35万円 関一文字

 さび、刃こぼれなし。鎬造、庵棟。無地肌。みごとな鮮明小互の目続く。中切先。生茎。栗尻。銀ハバキ。昭和13年制定陸軍制式軍刀。(通称九八式)。表「関一文字」と関の刻印。裏「昭和18年」。

拵えもほとんど、欠点なく、得難い軍刀です。

 この軍刀は、昭和13年に制定された陸軍制式の九八式軍刀であり、保存状態が極めて良好です。刃は錆びも刃こぼれもなく、鎬造り・庵棟の造りで、無地肌に鮮明な小互の目が続く見事な仕上がりです。中切先を持ち、茎は生ぶで栗尻形状、銀ハバキを備えています。表には「関一文字」と関の刻印、裏には「昭和18年」とあり、製造年も明確です。拵えにも大きな欠点はなく、現存する九八式の中でも稀少で、収集価値の高い一振りといえます。

 

 

 

2025年6月5日