A4010 52万円 吉綱

江戸時代初期に鍛えられた、銘「藤原吉綱」の白鞘刀です。板目が詰んだ美しい地鉄が映え、豪快な大乱れの刃文が華やかさを際立たせています。小切先ながらもバランスの取れた造りで、大丸の形状が優美な印象を与える一振りです。

生茎は栗尻で、金色の二重変りハバキが格式高い仕立てとなっております。さらに、日本美術刀剣保存協会の保存刀剣鑑定書付きで、その確かな価値が保証された逸品です。

さびや刃こぼれもなく、保存状態も良好。江戸初期の名工・藤原吉綱は摂津国で鍛刀をしていました。鑑賞・コレクションに最適な歴史と美を兼ね備えたこの刀を、ぜひお手元にお迎えください。

2025年4月22日